ショスタコーヴィチのピアノ・コンチェルトは2曲あって、
第1番は「いかにも」な、やや重厚な曲なのに対し、

第2番は、「どうしちゃったの?」というぐらい軽妙・明朗で、
パッと聴くとプロコフィエフあたりの曲かと思ってしまうぐらい。

曲全体で20分前後だから、さっと聴いて、良い気分になるにはちょうどいい。

ノリノリ(死語)の第1・3楽章に挟まれた第2楽章がこれまた美しく、
この作曲家の引き出しの多さには、あらためて感心させられる。

ショスタコーヴィチは、ピアニストとしても有名で、
さすがのテクニックと迫力の演奏を、この自作自演で披露している。

最近、ショスタコーヴィチをよく聴いてるのだけれど(シンフォニー以外)、
聴けば聴くほどハマるというか、しばらくはこの魅力から逃れられそうにないかも。