「百頭女」(マックス・エルンスト)
シュールレアリスムという意味では記念碑的な作品なのだろうけど、
純粋な(この言葉は微妙だが)美術作品としては、
どうだろう、二流作品なのではないか。

言うまでもなく、
先人ゴヤの偉大なる「カプリチョス」がベースにあるのだが、

その呪縛たるや、
さすがのM・エルンストでも逃れられないぐらい強大だったに違いない。

「百頭女」を見た後に、無性にゴヤが恋しくなった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です