海野十三の作品は、時代を先取りした技術が色々と登場することで有名で、
1932年に発表されたこの「遊星植民説」においても、

月へロケットを飛ばし、着陸させ、ついにはテラフォーミングすることについて、
妙にリアルに描かれている。

逆に言えば、
十三の作品に描かれていて、実現出来ていないテクノロジーを研究することで、
科学技術の発展に寄与できるかもしれない。