「ヒトはどこまで進化するのか」(エドワード・O・ウィルソン)

 

ひとつひとつのトピックスは面白いのだけれど、
一冊の本として全体を眺めたとき、
果たして何を伝えたかったのかが、正直よく分からない。

普通に読めば、
「人文科学」と「自然科学」の統一、ということなのだろうが、

それにしては論旨が弱いし、
まぁ、カタいことを言わずに、気軽な科学エッセイとして読めば、
それなりには楽しめるといったところか。

たぶん、語ろうとしていることは重いのだけれど、
語り方をつとめて易しくしようとしているために、
かえって内容が散漫になってしまったのだと思う。