オペラ「セビリャの理髪師」(9/11@新国立劇場)

オペラ「セビリャの理髪師」(9/11@新国立劇場)

セビリヤの理髪師

ロッシーニの「セビリャの理髪師」は、中学生ぐらいのときに、Overtureをよく聴いていた気はするけれども、
オペラ本体を通しで、もちろんliveで鑑賞するのも、初めてのこと。

18・19世紀のイタリア・オペラなんて、文字通り「星の数ほど」作られていたわけで、
そんな中で200年もの間演奏され続けてきたこの「セビリャの理髪師」はどんなもんかと、
期待半ば、不安半ばで開演を待っていた。

幕が開いて早々、最初のテノールのアリアで、早くもやられた。
ん、、、このオペラはスゴいんではないか・・・と。

曲が進行するにつれ、僕の興奮度は増していった。
正直、ソプラノやその他のアリアはオマケ程度に過ぎないが、テノールのアリアは、全曲、名曲。

オペラの花形はテノールであると前々から思ってはいたが、ここまでそれを実感できたのは初めてだ。

しかもこの曲を2週間(正確には13日)で仕上げたロッシーニという男は、どれだけ天才なんだ・・・。

第二幕のフィナーレの直前に、テノール版「夜の女王のアリア」とも言うべき、いかにも超絶技巧のアリアがあるのだが、
それも難なくこなした今回の主役、アントニーノ・シラグーザという歌手は、若干声に貫禄が足りないが、
華のあるテノールには違いない。

共演した藤原歌劇団のフィガロ役の歌手も、なかなかのもの。

やはりオペラはliveに限る。ロッシーニ、凄い。

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