ブナハーブン 12年

恒例のシングル・モルト試飲。

またもや、甘いです。
何とも言えない、これじゃない感…。

そう、味覚や嗅覚というのは、
大脳の古皮質で感じるものなので、プリミティブな感覚。

だから、言葉にするのが難しく、
「何とも言えない」としか言えない。

それは、味やにおいを表す形容詞が、
極端に少ないことからもわかる。

全然論理的じゃないけど、
「おふくろの味」って言えば伝わっちゃう、みたいな。

レストランのワインリストとかに、
苦し紛れに「ほのかなバニラの香り」とか書いてあるのもあるけれど、
そんなにおいがするはずもないのです。
葡萄酒なんだから。

「料理は目で楽しむ」というのも、言い訳です。

味覚というのは人間の中では発達していない分野なもんだから、
それを何とかして視覚でごまかそうというわけ。
要するに、見かけだおし。

ウィスキーの味が説明できずに、
こんなこと書いてるのも、言い訳なのです、はい。

でもやっぱり、甘い。

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