人生とは不思議なもので、中学の頃のオケの先輩に、
偶然20年振りに会うことになった。

ワインとタパスで、自然と音楽の話になる。

そのときに教えていただいたのが、
この「シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ」

ベネズエラの、更生が必要な若者たちを教育して結成されたオーケストラらしく、
早速youtubeで観賞したのだが、
なるほど、そのエネルギーたるや、凄まじいものがある。

音楽の演奏というのは、やはりスポーツに近い。

たとえば「サッカーを見るのが好き」といっても、
それはサッカーなら何でもよいというよりも、

「ブラジルのサッカー」「イタリアのサッカー」という、
「特定のパフォーマンス」を指すことが多いわけで、

音楽の場合も同様、
モーツァルトならどんな演奏でもよいわけではなく、
誰がどんな演奏をするのか、が楽しみ処でもある。

だから、このオーケストラが、
真剣に指揮者を見つめながら熱く演奏しているのを見ると、
やっぱり音楽っていいよね、と素直に思えてしまう。

そうはいっても、音楽は、曲も重要。

youtubeで観たのは、ショスタコの12番

誠に恥ずかしながらこの曲は初めて聴いたのだけれども、
こんないい曲だったなんて、、、とこれまたびっくり。

「1917年」という血生臭いサブタイトルなど気にならないぐらいの、
美しさと抒情性に溢れていて、マーラーに近い気もしたけど、
あそこまで冗長じゃないのも、いい。

完成度の高い抽象画を眺めているような、
不思議な気分になれる曲だ。

深夜に、早速amazonでロシアの巨匠ムラヴィンスキーのCDを購入。

こちらはこちらで、語り尽くせないほどの、名演奏。

20年ぶりの再会が、
素晴らしい曲と演奏を教えてくれたことに、感謝です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です