「羽田も、台湾も、京急で。」

「羽田も、台湾も、京急で。」
「羽田も、台湾も、京急で。」

駅に貼ってあったこのポスター。
思わず足を止めて見入ってしまった。

うまい。キャッチコピーがうまい。

京急は電車だから、羽田には行くけれども台湾には行けるはずがない。
台湾に行くのは、羽田から出ている飛行機である。

つまり、正しく表現すれば、

出発地→→(京急)→→羽田→→(飛行機)→→台湾

であるところを、

「羽田も、台湾も、京急で。」

と表現することで、ギリギリのラインで簡潔に意味を伝えているのだ。

デザインというのはコミュニケーションの手法であって、
素早く、かつ正しく意味を伝えることが、最低条件である。

その最低条件を守った上で、受け手にいかにインパクトを与えるかが、
デザイナーやコピーライターの手腕になるわけだが、

その意味ではこのポスターのキャッチコピーは、まさにお手本のようであり、
ビジュアル(背景写真)のインパクトのなさ(?)を補って余りある。

たった3文字×3行で、東京から海外まで思いを馳せることができる、
秀逸な出来栄えだと思う。

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