よく、ある天体までの距離を、
「●●光年」とか「●●パーセク」で表すけれど、
その計測は実は単純ではない。

ほとんどの場合が、
いくつかの計測を組み合わせて(「距離のはしご」)計測することになる。

つまりそれだけ誤差も大きくなるということ。

遠い銀河までの距離については、
最近では赤方偏移による計測が一般的なのだろうか。

その銀河からの光の赤方偏移を調べれば、
その銀河の地球に対しての相対速度が分かる。

速度が分かればその銀河までの距離は、
「ハッブルの法則」で分かる。

ハッブルの法則というのは、
天体の速度は地球からの距離に比例する、
というものだけれども、
それはどうも大雑把なとらえ方であるような気がしてならない。

もちろん、ある程度の補正はしているはずだが、
遠くにあると思っていた銀河が、実はそれほど遠くはなかった、、
というようなどんでん返しは、今後増えてくるだろう。

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