恒例のドレイクの方程式

恒例のドレイクの方程式

ブログをリニューアルするたびに検証してきた、
地球外生命体の可能性を探る「ドレイクの方程式」。

では今回もチャレンジしてみよう。

N =[R*]×[fp]×[ne]×[fl]×[fi]×[fc]×[L]

R*: 1年当たりに銀河系で生まれる恒星の数
これは「10」、という数値がもはや常識となっている。
おそらく、現在の銀河系内の構成分布を考えても、まぁ妥当なところだろう。

fp : 恒星系が惑星を持つ確率
恒星誕生のメカニズムを考えると、何らかの惑星も一緒に生成されるのが
自然だと考えられるので、
ここの数値は、「1」。

ne : 太陽型の惑星系のうち、生命の存在を許す惑星の数
これは言いかえれば、地球型の惑星がどれだけあるか、ということで、
通常は、1~2なのだけれど、最近の太陽フレアのニュースなどを見ると、
そんなに甘くないのでは、、、と思う。
だから、「0.25」。

fl : それらの惑星で実際に生命が発生する割合
条件が整っていれば生命が誕生するかどうかは、
生命誕生の仕組みが解明されていないので何ともいえないが、
半信半疑ということで、「0.5」。

fi : それらの生命が知的生命体にまで進化する割合
これは絶望的に、低い。
地球の例で考えれば、巨大爬虫類が偶然にも滅んでくれなければ、
哺乳類の時代は訪れなかった。
仮にそれが訪れたとしても、知的生命体が誕生する保証は、まるでない。
ここはシビアに考えて、「0.00000001」(1億分の1)とする。

fc: それらの知的生命体が技術文明社会を発展させる確率
上記の厳しいハードルをクリアして知的生命体へと進化できたなら、
技術文明社会を形成できるのは、当然だろう。
なので、「1」。

L : そのような技術文明社会の寿命(年)
人間の文明社会は、現在およそ1万年程度経過。
戦争、人口増加、環境汚染、、文明が進歩するに従って、
自らの首を絞めるファクターは多くなる。
そんなに楽観もできまい。
「100000」とする。

以上でパラメータが出揃ったので、計算をしてみよう。

N
=この銀河系内に現在存在する文明社会の数
=10×1×0.25×0.5×0.00000001×1×100000
=0.001

おっと、、1を下回りましたね。。
銀河系にはすでに地球という存在があるのに、
「1」を下回るとは、、、と思うかもしれないけれど、
間違ってはいないと思う。

結果がゼロであればこの検証は誤りということになるが、
存在の可能性は示唆されているわけで、
ただその可能性が限りなく低い、ということ。

逆にいえば、この地球の存在は、例外中の例外、ということになる。

※そもそも、この式を扱うにあたっては、「必ずN>1でなければならない」と考える人が多くいる。
実はその時点で既に心理的操作が働いてしまうため、
純粋な検証を遠ざけることになるだろう。

・・・・
・・・ただ、ちょっと考えてみたい。

銀河系内に生命体が存在する確率が「0.001」ということは、
1,000個の銀河があれば、1つは生命体を有する惑星が存在するだろう、
と考えることは、論理的に誤りではない。

全宇宙には、約1億の銀河があると言われている。

とすると、1億×0.001=100,000の惑星には、
知的生命体がいてもよいことになる。

これは決してあり得ない数値ではないけれども、
銀河系間の通信や移動というものが、(現在の地球の技術では)絶対不可能である以上、
我々地球人が孤独であることには、なんら変わりはない。

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