サントリー美術館

「天下を治めた絵師 狩野元信」(@サントリー美術館)

ミッドタウンなんて、いまやサントリー美術館ぐらいしか行かないから、 えらく久しぶりだなと思って、このブログで調べてみたら、 最後に行ったのは2年半も前か・・・。 連休の中日とはいえ、ミッドタウンも昔ほど混雑はしていないだろうと思ったら、 混んでないどころか、ガラガラの閑古鳥状態。 地方都市の百貨店か?と目を疑いたくなるほどの空きっぷりで、 客よりもインフォメーションのお姉さんの方が多いのでは、とい […]

「若冲と蕪村」(@サントリー美術館)

光琳が没した1716年に生まれた二人の絵師、若冲と蕪村。 それぞれの作品は、いろいろと見てきたが、 今回のようにひとつの企画展として比較をしてみると、 二人の絵に対する正反対のアプローチがあらためて分かり、興味深い。 「花鳥風月」という言葉がある。 美術はもちろん、文学、芸能など、 日本文化のあらゆるジャンルの題材の総称であるが、 若冲と蕪村の違いは、端的にいえば、「花鳥風月」との向き合い方の違い […]

「生誕250周年 谷文晁」(@サントリー美術館)

江戸時代という、我が国の文化にとっての、まさに奇跡的な時代においては、 絵師という職業ひとつをとっても、その優劣を論ずることは、容易なことではない。 ならば開き直って、好き嫌いで語るしかあるまい。 とはいっても、これがまた、好きな絵師を挙げるだけでも、十人は下らないという状況だ。 視点を変えよう。 琳派や若冲、北斎らには、見るものを引き付けるエネルギーがある。 応挙だって広重だって、蕭白だってそう […]

「お伽草子」(@サントリー美術館)

最初は東京都美術館に行く予定だったが、 映画の時間に間に合わなそうだったので、 とりあえず六本木へ出る。 サントリー美術館に来てみたら、 ちょうどこれをやっていたので、観ることにした。 絵巻物、特に「おとぎばなし」を描いたものとなれば、 美術的価値よりも、資料・文献的な価値を見る方がどうしても先行してしまう。 これは残念なことなのだが、 作品の方にも責任があるわけで、正直ヘタな絵が多いのも事実なの […]

「歌麿・写楽の仕掛け人 その名は蔦屋重三郎 展」(@サントリー美術館)

2010年最後の展覧会見学は、これになった。 歌麿・写楽の魅力を伝えるのではなく、蔦重とは何者か、 を伝えるのがテーマだったと思われるけど、 なんか中途半端。 こまごました作品の展示が多すぎたせいもあるけど、 興味深い主題を料理しきれなかった、企画サイドの問題だろう。 メディアとしての浮世絵の魅力に、もっと踏み込んで欲しかった。