スリラー

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映画「ノーカントリー」

  最近、「スリラー」というジャンルをあまり聞かなくなったが、 要するに、ホラーほどエグくなく、サスペンスほど頭を使わない、 心理的切迫感というか、ドキドキ感を味わえる映画、ということ。 この「ノーカントリー」という作品が傑作といわれる所以は、 その典型的な「スリラー」の枠組みの中に、 テキサスという荒廃した(?)場所にもはやマッチしなくなった老警官の、 悲哀たっぷりの人生譚を重ねること […]

映画「レッド・ライト」

シガニー・ウィーバー演じる物理学者のマーガレット博士は、 キリアン・マーフィ演じる助手のトムとともに、 超常現象だとか、超能力などと称したインチキを次々と見破っていく。 そんな彼らの前に、伝説の超能力者、サイモン・シルバー(ロバート・デニーロ)が姿を現し、 彼のトリックを見破ろうとマーガレットとトムが立ち向かうのであるが・・・ という内容。 こうやって書くと、B級感がプンプンするかもしれないのだけ […]

映画「ローズマリーの赤ちゃん」

  「悪魔の子供を身ごもる」っていうと、いかにもホラー映画っぽいし、 実際、この映画はホラージャンルの傑作と言われているわけだけれども、 どちらかというと、心理サスペンスだよね。 そもそも、ホラー映画であるならば、僕が見るわけがないし(・・;) 夫も、友達も、医者も、結局、他人は誰も信じられない。 信じられるのは、お腹にいる我が子だけ、、という、 生物原理の根幹にある問題が、この映画のテ […]

映画「複製された男」

  性格は対照的だけど、声も見た目も全く同じ人間がいることを知ってしまった。 さぁ、大変! っていう映画。 パッケージには、「究極の心理ミステリー」とあるのだけれど、 謎解き要素は一切なく、 結局、なぜ「そっくりさん」がいるのかというのも、解明されないまま。 ということで、ハリウッド映画のように、 最後に、きちんとオチをつけて終わらせる、 というのを期待していると肩すかしを喰らうわけです […]

映画「ブレイクアウト」

またしても、ニコラス・ケイジが登場。 別に、ファンではないので、念のため。 予告編のときから楽しみにしていたのだけれども、まずまずのサスペンス。 登場人物も舞台(場所)もほぼ固定、という設定で、強盗とその被害者家族を含めた、複雑な人間関係や心理戦が展開するという話。 閉塞感を高めるために場所を固定する、というのはホラーやサスペンスの常套手段なのだけど、個人的には嫌いではありません。 だからといって […]