ルネサンス

「ティツィアーノとヴェネツィア派展」(@東京都美術館)

上野公園では、早くも花見を案内する横断幕が掲げられていたが、 花の方はまだまだ咲く様子もなく。 けれど、知らぬ間に咲いて、知らぬ間に散ってゆくのが桜だから、 来週あたりには、公園の色彩も一変しているのだと思う。 とにかく人の心だけは、一足先に春になったような公園を横切り、 お馴染みの東京都美術館へ。 以前にこのブログで紹介したものもいくつかあったが、 今回あらためて注目したのは、この3作品。 ・「 […]

「レオナルド・ダ・ヴィンチ ― 天才の挑戦」(江戸東京博物館)

僕は”美術”の愛好家でもなければ、もちろん専門家でもなく、 単なる”絵画好き”である。 “絵画好き”からすると、レオナルドの作品というのはどうも「とっつきにくい」のである。 作品数が極端に少ないのもそうなのけれど、 観る者をふるいにかけているかのような、超然とした趣きがあるのがその原因だろう。 今回、日本初公開となった「糸巻き […]

「ボッティチェリ展」(@東京都美術館)

仕事を疲れを癒すには、絵を観るか音楽を聴くにかぎる。 (同じ音楽でも、演奏の方は逆効果。) 天気のよい週末なので、30分待ちぐらいは覚悟していたのだが、 思いのほか、会場内はガラガラ。 両国で開催されているレオナルド展の方に人が流れているのだろうか。 さてボッティチェリというと、ルネサンスを代表する画家という、 「世界史の授業的な」知識のみが先行し、 どんな本にでも載っている「ヴィーナス」や「プリ […]

「ミケランジェロ展 天才の軌跡」(@国立西洋美術館)

今回の見どころは、4Kカメラによるシスティーナ大聖堂の「最後の審判」と天井画。 大スクリーンと鮮明な映像で、臨場感たっぷりに鑑賞できる。 特に天井画に関しては、18mの高さの足台に乗り、上を向きながら描き上げるという、 まさに超人的な仕事であることを、あらためて実感させられ、 「ミケランジェロは彫刻家だから・・・」などとは、言えなくなってくる。 感服するしかない。 その他には、数多くのスケッチや手 […]

「ラファエロ展」(@国立西洋美術館)

浅草での津軽三味線の勉強会のあと、 そのまま上野まで歩く。 上野公園のような、大量に植樹された桜というのは、 どうも卑俗な感じがして、 稲荷町あたりの路地にひょっこり生えている桜の方が、 僕は好きだ。 でも僕は、花といえば、ツツジやアジサイやキクのように、 花の色と草の部分の緑とのコントラストを楽しみたいので、 ピンクというか白一色になる、満開の桜を、それほど美しいとは思えない。 世の中に葉桜を愛 […]