印象派

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「シャガール-ロシア・アヴァンギャルドとの出会い 展」(@藝大美術館)

古びた道具で、心の底を、ぐいっ、ぐいっ、と掘り起こしてくる・・・。 それが僕のシャガールのイメージ。だから「怖くて見れない」って、数か月前に書いた気もする。 あらためて言葉にしてみれば、それはおそらく、「幼児期に誰もが経験したような原初的な恐怖体験を呼び起こす」ような感覚と言えるかもしれない。 今でも覚えてる。まだ4~5歳のころ、遠出して車で帰宅するのに、太陽がどこまでも追いかけてくるのに怯えて泣 […]

「マネとモダン・パリ展」(@三菱一号館美術館)

ゲームやパソコンに限らず、芸術においても「ハードとソフトの問題」というのは、しつこく付き纏う。 この際、「三菱一号館美術館」というセンスの欠片もないネーミングには、百歩譲って目を瞑るとしよう。 しかしその、「ハードとしての美術館」のヒドさと言ったら、堪らない。 チケットを買って、いきなり狭いエレベータでアッパーフロアに移動させられ、移動したらしたで、狭い通路と人ゴミがそこには待っている。 やっと広 […]

「ルノワール -伝統と革新」(@国立新美術館)

草木が光合成に光を必要とするのと同様、印象派の画家にとって光は欠かせない要素です。 葉の色、水の色、土の色・・・それまでの既成概念を打ち破り、光による色の分解を試みました。 だから多くの印象派の興味が風景を描くことに向けられるのは自然な成り行きなのですが、 ルノワールの魅力は、その「印象派的色彩の解剖」を、人肌において行ったところにあるのではないでしょうか。 手のひらを見てみましょう。 それは単純 […]