器楽曲

サヴァールのヴィオラ・ダ・ガンバ

こないだの週末は、サヴァールのヴィオラ・ダ・ガンバをyoutubeでひたすら聴いていた。 名前はヴィオラで、形状はチェロに似ているけれども、 いずれにも似て非なる楽器である。 倍音をたっぷり含んだシブい音色は、 琵琶や三味線、シタールなどの東洋の楽器に近い気がしていて、 良い意味での土臭さに、ハマってしまうと戻れなくなるような危険な魅力がある。 ただ冷静に考えてみれば、 ピアノやオーケストラに代表 […]

アレッサンドロ・スカルラッティ

僕みたいに、小学校に上がる前から西洋音楽を叩きこまれていると、 「バロック音楽」と言うと、「古い音楽」という印象をどうしても拭いきれないままでいる。 その理由としては、やはりベートーヴェンという天才が傑出していて、 「ベートーヴェン以前」「ベートーヴェン以後」という捉え方をするようになってしまい、 「ベートーヴェン以前」のひとつの山場が、ハイドンやモーツァルトのロココであり、 バロックというと、そ […]

ストラヴィンスキー「イタリア組曲」(ヴァイオリン版)

昨日、ストラヴィンスキーの「イタリア組曲」(チェロ版)をアップしたら、 ズバリなタイミングで、今夜こんな記事がYahoo!に出ていて。     これが、バッハとかベートーヴェンならまだ分かるけど、 ストラヴィンスキーで偶然タイミングが重なるというのも、何かの啓示かと思いまして。 なのでせっかくだから、同じく「イタリア組曲」の今度はヴァイオリン版。   ゆったりしたメロ […]

ストラヴィンスキー「イタリア組曲」(チェロ版)

最近、ストラヴィンスキーに結構ハマっていて、 こんな曲があるのを初めて知った。 最初にタイトルだけ見たときは、 バッハの曲をコテコテなオーケストラ版にでもしたのか?と思ったのだけど、 全然違いましたね。   冒頭だけ聴いたらまるでハイドンのようで、 どこかでドンデン返しがあるのだろうと思っていたのだが、 結局、最後の最後まで、爽やかなままで終わる。 物珍しくて聴いたけど、 何度も聴きたい […]

訃報:シュタルケル氏

今日知ったのだけれど、先月28日に、 世界的チェリストだったシュタルケル氏が亡くなったらしい。 享年88歳。 ハンガリー出身のシュタルケルの名演をひとつあげるとすれば、 同じくハンガリーの作曲家、コダーイの「無伴奏チェロソナタ」。 というより、僕は、シュタルケルの演奏以外でこの曲を聴いたことがない。 まさにシュタルケルのためにあるような曲である。 ピアノ以外の楽器による無伴奏曲というのは、意外と少 […]

バッハ「無伴奏チェロ組曲」

ベートーヴェンのチェロ・ソナタがチェロの新約聖書なら、 こちらが旧約聖書。 なぜか無性に聴きたくなり、 ひさしぶりにクラシックのCDを買うことになった。 いまさらこの曲の素晴らしさについて云々するつもりはないけれど、 この曲を聴いているときの感覚を個人的にたとえるならば、 法事の場で、ありがたいお経を聴いている、あの感覚である。 しみじみと深い内容を、淡々と語りかけてくる。 酒にたとえるなら、間違 […]

ベートーヴェンの「チェロ・ソナタ」

こないだ「初めて買ったCDは?」という話になり、 そういえばヨーヨー・マのベートーヴェンのチェロ・ソナタだったことを思い出した。 今から20年以上前、中学1・2年の頃だった気がする。 そんなに次から次へと新しいCDが買えるものでもなかったので、 しばらくはこの1枚をイヤになるぐらい聴いていた。 今から思えば、随分シブい中学生ではある。 最近たまたまこの曲(イ長調の方)を聴く機会があり、 忘れかけて […]