年末年始

謹賀新年 2018

さて、年が明けていきなりあれなのですが、 「明けましておめでとうございます」 というフレーズが嫌いで仕方がない。 誰だって生きていれば年は明ける。 それを別にあらたまって「おめでとうございます」とか言われても、 何だか筋違いというか、腑に落ちないというか、 いかにも日本人的に押し付けがましさを感じてしまい、 ともかく居心地が悪いことこの上ない。 その点、たとえば英語の、 Happy New Yea […]

「新勅撰和歌集」の大晦日

日本の古典和歌の特徴は、「四季」の歌の豊富さにあると言ってもよい。 当然ながら、恋の歌も多いには多いが、 恋愛感情の表出は、古今東西の歌謡・文学には普遍的なものであって、 特に珍しいというわけではない。 やはり日本という風土であるからこそ誕生し、洗練されてきた「四季」の歌をこそ楽しみたい。 季節には変わり目(境界点)があるがゆえに、それぞれの季節が実感されるわけで、 その境界点の中でも、一番顕著で […]

年末年始に思うことなど

・ある時期から、「年末感」のようなものが全く感じられないようになっていた。 その理由はいくつかあるが、ひとつはどうもテレビを所有しなくなったことが大きいように思う。 テレビをつければ、クリスマスソングが流れてきたり、晴れ着のタレントが映し出されたり、 良かれ悪しかれ、テレビというメディアによる季節感のコントロールというものが存在するに違いない。 ・テレビのなかった時代であっても、昔の人はふとしたと […]

少しは正月らしいことを・・

新しき 年の始めの 初春の 今日降る雪の いやしけ吉事 「万葉集」が最大かつ最高の和歌集であることは周知のとおりで、 この歌は、その「万葉集」収録の約4,500首の最後を飾る歌である。 正月を詠んだ和歌は山ほどあるけれど、 僕が自然と口ずさむのは、いつもこの家持の歌である。 その理由をあらためて考えてみると、 いろいろと魅力がみえてきた。 新しい年の最初の日、空からは雪が降っている、 その雪のよう […]

今年、そして来年。

今年もクリスマスが終わり、ようやく数え日らしくなってきたものの、 なんだかあまり実感がない。 とはいえ、このあたりで今年の振り返りと、来年の展望を。 最近、「今年一年を漢字で表すと?」みたいな意味不明な問答が流行っているみたいだけど、 もし僕にその質問をされたら、 「漢字一文字で表せるほど、薄っぺらく生きてない!」 と言いたい。 今年一番のインパクトは、オルセーに行けたことかな。 名作の数々を直接 […]