数学

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「読む数学記号」(瀬山 士郎)

  まずは自身の数学事情から。 去年は40過ぎにして、 数学を勉強し直そうと思い立ち、数検は2級は合格、 準1級は1次のみ合格という状態で、 2018年こそは1級合格を、、と思っているのだが、 いろいろなタスクが多すぎて、 なかなか勉強の時間が作れない。 ならばせめて読書で栄養補給を、 ということで、この本を読んでみた。 小学校の算数から、偏微分や重積分まで、 余計な寄り道はせず、とにか […]

「代数入門 数と式」(遠山 啓)

  大学入試レベルの数学は学び終わって、 さて次は何に手をつけるべきだろう、 と思っている人にオススメできる非線形代数の入門書。 豊富な例題と解説に加え、 多くの練習問題まで載せた実践的書物であり、 読み物として楽しむだけでなく、 参考書としての利用価値もありそうだ。 複素数とか多項式というと、 まぁ確かに数学の中では、なかなか興味が湧きにくい分野ではあるけれど、 まるで講義を聴くかのよ […]

「数学ガールの秘密ノート 積分を見つめて」(結城 浩)

  ちょっと気になってた「数学ガール」シリーズ。 とりあえずは出たばかりの「積分」についてのを読んでみた。 数学をできるだけ易しく語る、 というのが、このシリーズのコンセプトなんだろうけど、 易しくといっても限度があるわけで、 特に積分ぐらいになると、極限って何?みたいな人にはそもそも理解不能だし、 そう考えると、数学初心者とういよりも、 そこそこ数学は好きで得意だった人が、 あぁ、そこ […]

「世界は素数でできている」(小島 寛之)

  素数の歴史や、素数に関する定理や公式を、 コンパクトにまとめた一冊。 説明がすごく分かり易いので、 大学受験レベルの数学知識があれば、何とか読める。 素数の世界と、ガウス平面とがリンクすると知ったとき、 数学は何て魅力的なんだろう!と心底から思った。 それ以外でも、この本で紹介されている数々の定理や、 ひいては量子物理の世界までがつながっているとは、 「世界は素数でできている」という […]

「怠け数学者の記」(小平 邦彦)

  フィールズ賞受賞の、日本を代表する数学者・小平邦彦のエッセイや書簡をまとめた本。 小平邦彦の名前を知らなくても、 終戦直後の1949年に、「敵国」であったアメリカの研究所から 招待をされた、と聞けば、 そのすごさは分かるだろう。 小平が招かれたプリンストンの研究所には、 ノーベル賞受賞の湯川秀樹・朝永振一郎のほか、 かのアインシュタインも同時期に在籍していた。 小平は数学の本質につい […]

「フロックの確率」(ジョセフ・メイザー)

  世の中で起こるフロック(まぐれ当たり)について、 それらは果たして起こるべくして起きたのか、 そしてその確率はどれぐらいなのかを、 科学的(数学的)に考察した本。 実際に起きた、あるいは著者が伝え聞いた10の物語をベースに話が進んでいくのだが、 そのうちいくつかは、無理にでも確率を数値化しようとしているのに対し、 数値化はおろか、数行言及しただけで終了してしまうものもあり、 全体的な […]

「数学する人生」(岡 潔)

  毎日のように読書を続けていれば、 自分に合う文章、合わない文章というのは当然出てくる。 でも、合わないなぁと思っても、 内容的に惹きこまれるものであれば、苦にせず読み続ける。 なので、自分の読書寛容度はかなり高いのだとは思っているが、 でも今回の本は、珍しくダメだった。 最近、何かと岡潔の名前を聞くことが多くて、 恥ずかしながら今まで彼の文章を全く読んでいなかったのと、 寺田寅彦や中 […]

「どんな数にも物語がある」(アレックス・ベロス)

内容的には、大学の教養学部の教科書、という感じなのだけれども、 教科書というものが(なぜか)ツマラナイものの代名詞だとすれば、 この本はその逆だ。 身近にあふれる数学の例を豊富に紹介し、 ケプラーの12人へのプロポーズの話など、 興味深い逸話も織り交ぜながら、 数学の楽しさにグイグイと惹きこまれる。 中でも見事だと思ったのは、 借金の金利から定数「e」を発見したベルヌーイの話を発端に、 虚数の話へ […]

「神が愛した天才数学者たち」(吉永 良正)

自分は子供の頃から算術というものが好きで、 それなりに自信もあった。 けれど、図形の問題になると全然ダメ。 補助線を引いたり角度を求めたり、 同じ算数とは思えないぐらい、苦手だった。 僕の入学した開成中学には、 吉田勝郎先生という、幾何学の名物先生がいらっしゃって、 非常に特殊な授業をなさっていた。 いま振り返ると、あれはユークリッドの「原論」に則した授業だったのだと思う。 中学一年生で、「原論」 […]

「素数はなぜ人を惹きつけるのか」(竹内 薫)

素数の魅力について、分かりやすく紹介した本。 ただ、数式が出てくる箇所になると、 説明を易しくしようとするあまり、 かえって、端折られて分かりづらくなっている部分もある。 個人的には、ゼータ関数辺りから、ちょっと怪しい・・。 大学でもっと数学をやっておくべきだったと、若干後悔。 それにしても、オイラー、ガウス、リーマンと続く、 「数学の巨人」たちの探求のリレーは、とてもワクワクさせてくれる。 物理 […]