東京国立博物館

「運慶 興福寺中金堂再建記念特別展」(@東京国立博物館)

秋晴れの上野公園では、「数寄フェス」(?)とやらがスタートし、 噴水の中に、寛永寺の山門(文殊楼)をモチーフとしたオブジェが登場。 台風が来たらバラバラにならないかとか、 この木材で割り箸が何膳ぐらい作れるのだろうか、などと考えながら、 正面の国立博物館へ。 平日だからゆったり鑑賞、、と思ったら甘かった! 入口には「入場まで50分待ち」の表示。 そして、行列。 この日は20時まで開館だったので大丈 […]

「飛騨の円空―千光寺とその周辺の足跡―」(@東京国立博物館)

鑑賞用でも、儀式用でもなく、 触られ、抱かれて人を癒す、文字通り「癒し系」であるのが、円空仏の特徴である。 展示ごとに、「Please do not touch.」と書かれていたが、 そのとおり、まさに触りたくなるのだ。 触る、というのは、単純ではあるが、 直接的、かつ効果的な肉体的体験である。 幼児がぬいぐるみを抱くことで癒される、あの感覚である。 仏教では、密教の秘儀や修行以外では、 「お経を […]

「ボストン美術館展 日本美術の至宝」(@東京国立博物館)

日本美術の価値というものについて、いろいろと考えさせられた展覧会ではあったが、 ネガディブなことは敢えて言うまい。 個人的な収穫は以下の通り。 ・普賢延命菩薩像 ・地蔵菩薩像(円慶) ・十六羅漢図(伊藤若冲) そして、 ・曾我蕭白のもろもろの屏風図 今更だが、若冲と蕭白という二人の天才がいなければ、江戸の、いや日本の美術の魅力は大きく削がれることになるだろう。 若冲は「巧すぎる」嫌いがあるのだが、 […]

「没後400年 特別展 長谷川等伯」(@東京国立博物館)

約1か月しか開催期間がないのだが、仕事に忙殺されてついつい行くことができず、 ようやく行ってみたら入場するだけで「80分待ち」(!)ということで、その日は後に予定があったから断念。 数日後に、待つことを覚悟で再チャレンジしてみたら、今度は「50分待ち」。 まぁ、前回よりかはマシか、と諦めて待つことにした。 大概の人の目当ては国宝の2点、「松林図屏風」か「松に秋草図屏風」なんだろうけれど、僕の目的は […]

「国宝 土偶展」(@東京国立博物館)

縄文土器や土偶に、考古学的アプローチではなく芸術的アプローチを初めて試みたのは、 岡本太郎だったろう。 とは言うものの、自分としては今までじっくりとそれらを眺めたことはなかったので、 「ボルゲーゼ美術館展」の帰りに、やはり上野で「土偶展」が開催されているのを見つけ、 足を運んでみた。 これは、すごい・・・ 国宝に認定されている土偶は3体しかなく、 今回初めてその3体が一ヶ所に集まった、なんて蘊蓄は […]