映画「レッド・プラネット」

 

火星を舞台にした映画は山ほどあって、
このブログで紹介しているだけでも、

「フォース・プラネット」「オデッセイ」「ミッション・トゥ・マーズ」「トータル・リコール」「ジョン・カーター」

と、(是非はともかく)火星への有人飛行が現実味を帯びてきた今、
我々にとってのある種の「理想郷」になっているのかもしれない。

けれど、火星映画の大半のテーマは、
「行ってみたら実は理想郷じゃなかった」というもの。

大嵐やら謎の生物やら人的ミスやらで、
「ハラハラドキドキ(死語)の火星ミッション」になるわけです。

さて今回紹介する「レッド・プラネット」も、
同工異曲感バリバリの火星映画なわけなのだが、
この映画ならではのポイントをいくつか挙げると、以下のようになる。

ポイント1:船長が美人
まぁこれに尽きる(笑)。
『マトリックス』シリーズでクールなトリニティ役を演じていたキャリー=アン・モスが、
知的でセクシーな船長なわけなので、
そりゃぁクルー達は頑張って仕事しますよね。

ポイント2:探査ロボットが敵になる
軍から借りて同行させたロボットが、
プログラムのミスで突如敵に。

火星の過酷な環境に耐えながら、
いつ襲ってくるか分からないロボットとも戦わなくてはならないという状況が、
(ややチープな)緊張感を作っている。

ポイント3:ヘンな昆虫
虫嫌いな人にはあまりオススメできない理由が、これ。

ネタバレしてしまうと、火星に行ってみるといつの間にかゴキブリみたいな昆虫が繁殖していて、
こいつらが光合成をして酸素を作っていた反面、
何でも食べる雑食性なので、同時に恐怖にもなる、という設定。

これだけで自分は絶対にそんな星には行きませんが。

2000年公開作品なので、宇宙船の内部とか安っぽいし、
佳作と呼ぶにも程遠い出来だとは思うが、
まぁギリギリ観ていられるレベル。
(「ポイント1」がなければ途中でやめたかもだけど)

 

適正価格(劇場換算):1,200円


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