音楽

5/5ページ

「音楽の根源にあるもの」(小泉 文夫)

久々に、小泉文夫さんの著作を読んでみた。 最近、音楽について、あれこれと考えることが多かったので、 原点回帰というか、まさに「根源にあるもの」について、 何かしらヒントがあるのではないか、という思いがあった。 結果的は、、、読んで正解!! かなり僕の頭の中は、スッキリした。 特に、他の分野の専門家たちとの対談においては、 音楽と脳の関係、音楽と言葉の関係など、 興味が尽きなかった。 何よりも、語り […]

「二十世紀の10大ピアニスト」(中川 右介)

著者が選んだ、20世紀の偉大なるピアニスト10人の伝記である。 紹介されているのは、 ラフマニノフ/コルトー/シュナーベル/バックハウス/ルービンシュタイン/アラウ/ホロヴィッツ/ショスタコーヴィチ/リヒテル/グールド の10人。 すでに故人であることが条件だというから、この選出には、個人的には、それほど異論はない。 ほぼ同じ時代を生きたわけなので、 当然ながらそれぞれのエピソードは交差する。 だ […]

「マーラーと世紀末ウィーン」(渡辺 裕)

マーラーの曲は、作曲家の特異な(むしろ、病的、な)個性と、 文化史上の特殊な背景との両要素が明確な形で内部で脈打っているという点でとても魅力的である。 音楽史上では、絵画史上においてエゴン・シーレがそうであるように、 未だに「異端」扱いされるマーラーではあるが、それはなぜなのか、如何なる時代背景がそうさせたのか、 というテーマに迫ろうしたのが本書である。 型破りでありながらも、シンフォニーという形 […]

「大作曲家たちの履歴書・下」(三枝成彰)

前回紹介した上巻に引き続き、こちらが下巻。 僕の性格の問題か、上・下本だと、上巻を読み終わると下巻を読むのがえらく面倒臭くなるものだが、 今回はそんなことはなかった。 面白さは失速することなく、下巻も読みごたえ十分。 下巻で採り上げられている作曲家は以下の通り。 ヴェルディ ブラームスト チャイコフスキー フォーレ プッチーニ マーラー ドビュッシー R・シュトラウス シェーンベルク ストラヴィン […]

「大作曲家たちの履歴書・上」(三枝成彰)

評論家が書く作曲家伝なんかは、 ちっとも面白くないが、作曲家が書く作曲家伝は 面白いということに気付かせてくれたのが、この本。 上巻ではバロックから後期ロマン派までの10人の作曲家を採り上げている。 バッハ モーツァルト ベートーヴェン シューベルト ベルリオーズ メンデルスゾーン ショパン シューマン リスト ワーグナー 意外にも、シューベルトやベルリオーズなどは、日本ではあまり逸話を耳にする機 […]

『音楽機械論』(吉本隆明×坂本龍一)

”行為”という視点に立つと、おそらく人間は2つのタイプに分類される。 ①ボトムアップ型 与えられた事象から、その意味することを汲み取り、抽象化を行い、意味付けを行う。 五感からのインプットを脳に伝えるタイプ。 ②トップダウン型 脳で思ったこと、感じたことを、事象として表現を行う。 脳からのアウトプットを何らかの形で行うタイプ。 つまり、野球評論家は①であり、野球選手は②。 天文学者は①であり、宇宙 […]

1 5