12月3日の日記で、可哀想な芋虫のことを書いたけれど、
先週の木曜日(12/18)にも、似たような出来事がありまして。
昼間、会社を出ると、前回と同じような場所で、
やはり同じ種類の芋虫がモゾモゾと動いてる。
この日はだいぶ寒かったからか、一生懸命進もうとしているけれど、動きが鈍い。
あの日みたいに、また誰かに踏まれなければいいけど・・・
と思いつつ、夕方、コンビニにコーヒーを買いに出てみると、まだいた。
若干、前に進んでいる(といっても、その方向にはコンクリートの壁しかない)。
自然の生き物に、人間が手を貸すのはあまりよくはないのだけれど、
あまりに不憫だったので、かといって直接掴むわけにもいかず、
近くに落ちていた葉の上に乗せて、移動させることにした。
葉の端で、そっと突っついてみると、動かない。
おそらく警戒中なのだろう。
葉を地面に水平にし、芋虫の体の下にいれてみると、
葉が嬉しいのか、急に体をくねりだした(←正直、ここでちょっとビビる)。
葉の上でじっとしてくれないため、短距離の移動しかムリだと判断し、
道の脇にある、植込みの土の上に移動してやった。
ここなら人に踏まれることもないし、
すぐ近くに木もあるので、そこでサナギになることもできる(目当ての木かどうかは分からないが)。
ちょっと良いことをした気分になり、
その後、帰宅時に再度その場所を見ると、まだ動かずにじっとしている。
なんだろう・・
寒いから、まさか活動の限界か・・
それとも、その場でサナギになろうとしているのか・・
若干不安だったけれども、それ以上構ってもいられなかったので、そのまま帰宅。
その日は気になって、晩酌も進まず(ウソ)、
次の日の出勤時に、その場所を覗いてみると、既に居ないではないか!!
おそらく可能性としては、二つなんだろうけど、
1.移動して、サナギになる準備に入った。
2.(生死にかかわらず)鳥とか蟻に喰われた。
1だとしたら、あの何時間もじっとしていたのは、死んだフリだったのだろうか。
でもあの状態から、一晩でそんなに移動できるとは思わないし。。
2だとしたら、かえって悪いことをしたような気がしないでもないが、
食物連鎖の中で死ねたなら、人間に踏まれるよりは、マシだったかな、と思ったり。。
でもまぁ、無事にサナギで冬を越して、
立派な蛾になってほしいです。
そう、調べたら、あれは蛾の幼虫・・・