映画「本当の目的」

2015年の、マケドニア・コソボ合作映画。 バルカン半島近辺の、 日本からは最も馴染みの薄い地域のひとつということもあり、 興味をもって鑑賞した。 売春婦のマリカは、 正当防衛で客を殺してしまい、 列車へと逃げ込む。 そこで同席した女性のヤナを頼り、 ヤナの住む小さな村で過ごすこととなる。 やがてマリカの素性がバレることになるが、 ほぼ同時に、ヤナの過去の秘密も明らかとなり、 暗い過去を背負った女 […]

diary 2020/09

・2020年9月21日(月) よりによって、替えのないD線が「また」切れた。 弦が届くまで、チェロは休みます。 ・2020年9月20日(日) ローソントラベルからのメルマガで、 「東京魔界名所シリーズ1 ウォークツアー」として、 「大江戸・小塚原刑場跡&吉原遊郭の遊女悲話めぐり」 なる案内がきたのだが、 あの辺りには、江戸の悲劇の歴史はあるものの、 それを「魔界」などと呼ぶことには、 どう […]

映画「ある女流作家の罪と罰」

2018年のアメリカ映画。 (失礼ですが極めて客観的に表現すると、) 性格が悪く、アルコール依存症で、 同性愛の、猫好きの、売れない作家の、 51歳の太った女性 による自伝を映画化。 なので、実話ということなのだろう。 主人公のリーは、仕事をクビになり、 途方に暮れていた矢先、 図書館の本に挟まっていた作家の手紙を盗んでしまう。 これが首尾よく売れたため、 「偽造しちゃえばいいんじゃね?」 と思い […]

百人一首替へ歌(No.24)

第四十七番歌 【原歌】 八重むぐら茂れる宿の寂しきに 人こそ見えね秋は来にけり (恵慶法師) 【替へ歌】 八重むぐらかき分け友の来ぬるかと 宿出てみれば秋風ぞ吹く 八重むぐらが茂る寂しい我が宿に、 人は訪れないのに秋が来ちゃったよ、 というこの季節にピッタリな(?)原歌。 「八重むぐら茂れる宿」という、 場面設定だけで十分なのに、 そこに「寂しき」という主観をダメ押ししたのは、 ちょっとクドいかな […]

「私家版 日本語文法」(井上 ひさし)

もう今から40年も前の本になるが、 古いという感じは、ない。 井上ひさしという作家については、 ほとんど、というか、まったく知らないのだが、 著者本人も述べているように、 文法の素人(といっても文筆家である以上、完全な素人ではない)が、 文法について考えた本ということで、 興味を惹かれた。 所々、僕の理解力でも「ん?」と思える箇所が、 ないわけではないが、 なまじ専門家ではない分、 読者目線という […]

「西遊記」(橘 南谿)

「西遊記」といっても、 猿や河童が活躍するアレではなく、 江戸中期に、 京都の医師であった橘南谿が、 西国である、中国・四国・九州地方を巡遊し、 各地で見聞きした出来事や、 その土地の伝承や旧蹟などについて、 記したものである。 バラエティに富んだ内容や、 主観的な表現が多いなど、 読んでいて飽きることなく、 旅のガイドブックとして、 当時のベストセラーだったことも頷ける。 著者は当代きっての知識 […]

映画「ザ・タウン」

2010年のアメリカ映画。 ボストンを舞台にしたクライム・アクションだが、 ドラマ的要素も強く、 ベン・アフレックが監督&脚本&主演をつとめている。 ストーリーは極めてシンプル。 ワル4人組が銀行強盗に入り、 そこの女性支店長を人質にとるが、 メンバーの一人(ベン・アフレック)と彼女が、 恋愛関係になってしまい、 ワルから足を洗って、 彼女と共に真っ当な生活に戻ろうとするが、 FBIの捜査の手が伸 […]

百人一首替へ歌(No.23)

第四十五番歌 【原歌】 あはれともいふべき人は思ほえで 身のいたずらになりぬべきかな (謙徳公) 【替へ歌】 いたずらになりぬる後にあはれとも いふべきものと待ちつつあるを 詞書によると、この原歌は、 自分を振った相手を恨めしく思って、 送り付けた歌だという。 歌意としては、 振られた私を、 可哀想だと言ってくれる人なんて思い付かず、 私はこのまま死んでしまうでしょうよ っていう感じで、 前から続 […]

  • 2020.09.06
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映画「パスワード:家 (h0us3)」

スペイン発のSF映画。 SFというと、 派手なCGが前提なのは一昔前の話。 以前紹介した「ランダム 存在の確率」のように、 日常生活に起こりうる事象を、 科学的(?)に脚色したタイプの映画。 製作側とすれば予算が抑えられる一方で、 観る側としてはそれなりの覚悟を要求される。 舞台設定は、 数組のカップルが集まるホームパーティ。 (個人的には、この設定は大好きです) メンバーにはITに詳しい人が多く […]

diary 2020/08

・2020年8月31日(月) 目薬を差そうと思い、 天を仰いで腕を振り上げた瞬間、 勢い余って手に持った目薬が、 そのまま頭の遥か後方へと投げ出されることが、 少なからず、ある。 ・2020年8月30日(日) 昨夜20時ごろ、南南東の空、 いて座のお尻に位置する、 満月に近い月(-12等)を中央にして、 右に木星(-2.5等)、左に土星(0.3等)が近接し、 なかなか見応えのある光景だった。 あそ […]

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