映画「プロメテウス」
ネタバレ注意。

自らに情報統制(?)を課している僕なので、

ポスターに書いてある「人類はどこから来たのか。」という文言を見て、

これはキューブリック的なアレだろ、
と思って観に行ったら、

まんまと“サー”・リドリー・スコットにやられた、というオチ。

通常のSFだと思って観にいくと、
いろんな意味での後悔に襲われるとは思うが、

あくまでも「リドリー・スコットのエイリアン映画」として見るなら、
かなり楽しめる。
(ただ、爬虫類とかドロドロ系が苦手な人には、おすすめできません)

ものすごく乱暴に言ってしまえば、
「AVP」の設定に似ている。

メインの舞台も謎の建造物(ピラミッド)の内部だし、
エイリアンを交えての三つ巴のあたりなんかも。

ただ、オープニングに凝縮されたあの世界観や、
宇宙船や小道具のデザインなどのディテールでは、
比べるべくもなく本作が遥かに上。

あとはキャスト。

シャリーズ・セロンの貫録(もちろん美しさも)はさすがだし、
なんといっても、ガイ・ピアース!
最近では「ジョン・カーター」のタルカス役が、
ウィレム・デフォーだったのを知ったときぐらいの衝撃度(笑)。

その他にも、ロシア人の地質学者がゾンビ化したり、
生まれた子供がエイリアン(イカ?)だったりと、
映画としてのツボは外していませんね。

そして、もはやおなじみのチェストバスターを、
最後の最後にキメてくれます。
これには、拍手。

5 thoughts on “映画「プロメテウス」”
  1. […] 世間的には駄作評価されている「プロメテウス」も、 こんな感じにしておけばよかったのに、と個人的には思うのだが、 まぁ、あれはリドリー・スコットのエイリアンモノとして捉えれば、納得はできる。 […]

  2. […] (余談になるが、「プロメテウス」という映画は、まさに「ソラリス」的なものを期待して観た人が、 実はエイリアン映画だったということに落胆して、評判を落としているわけだが、 最初からエイリアン映画として観れば、決して駄作というわけではない。) […]

  3. […] 世間的には駄作評価されている「プロメテウス」も、 こんな感じにしておけばよかったのに、と個人的には思うのだが、 まぁ、あれはリドリー・スコットのエイリアンモノとして捉えれば、納得はできる。 […]

  4. […] (余談になるが、「プロメテウス」という映画は、まさに「ソラリス」的なものを期待して観た人が、 実はエイリアン映画だったということに落胆して、評判を落としているわけだが、 最初からエイリアン映画として観れば、決して駄作というわけではない。) […]

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