
2018年USのSF映画。
B級どころか、
Z級の匂いがプンプンするので、
観てみたところ、
いや、これはなかなか、
骨太のSF作品だ。
遠くの空に浮かぶ、
黒いシミのような形で、
UFOらしき姿は、
一応は描かれるものの、
いわゆる特殊映像や、
派手な演出はまったくなく、
すべては人間同士のドラマ。
ただし、本作を、
ユニークなものにしているのは、
数式や物理が、
ふんだんに出てくること。
端的にこの作品の主旨を、
紹介するならば、
未確認飛行物体の残したメッセージを、
数学や物理でもって解読する、
ということ。
その際にキーとなるのが、
微細構造定数、
いわゆるFSCというやつで、
そもそもFSCは、
宇宙で遍く共通なのか、
みたいな議論が、
映画の序盤から出てきて、
胸がワクワクさせられるのだ。
ただ逆に、
それが何のことか分からず、
挫折してしまう人も、
いるかもしれない。
大衆に媚びず、
観る者を選ぶ作品、
それこそが、
「ザ・マニアック」の王道だろう。
適正価格(劇場換算):1,300円