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「エボラの正体」(デビッド・クアメン)

COVID-19という、 パンデミックを経験した我々には、 ウィルスについてある程度学ぶ義務がある。 エボラウィルス病(エボラ出血熱)は、 パンデミックには至らなかったけれども、 新型コロナ同様、 「人獣共通感染症」として、 多くの犠牲者を出したことは、 いまさら語るまでもない。 アフリカの国々に赴き、 被害者の家族にインタビューするなど、 エボラウィルスの実情と、 その恐怖について、 いきいきと […]

NHK特集「シルクロード」

1980年代に全12回で放送された、 伝説の番組「シルクロード」を、 NHKオンデマンドで視聴した。 我々日本人の民族的ルーツには、 まだ定説はないが、 文化的ルーツとしては、 中国が絶対的な存在であり、 そしてその中国の文化を考察するにおいては、 「シルクロード」による、 西域との関係を無視することはできない。 いや、無視することができないどころか、 文化だけではなく、政治面においても、 漢民族 […]

「霊柩車の誕生」(井上 章一)

生まれ育った場所(落合)が、 火葬場に近かったこともあり、 子供の頃から、霊柩車には、 何となく愛着(?)のようなものがある。 いや、愛着は言い過ぎで、 「見慣れている」というレベルかもだが、 いずれにせよ、 あの独特の見た目には、 奇異とも敬虔ともいえない、 独特な感覚があったように思う。 僕が見慣れていたのは、 車体の後ろ半分が、 山車や神輿のようになっている、 この本でいうところの、 「宮型 […]

「歴史を変えた6つの飲物」(トム・スタンデージ)

文化史、経済史、政治史、 というレベルで、 世界史を語ることはできるけれども、 例えば、 音楽史、絵画史、読書史、 では「世界」は語れない。 だが、酒は違う。 酒は、この地球上に生まれて以来、 万人を熱狂させ、 時には権力と結びつき、 時には人々の争いを招き、 そして何よりも、 常に人々の生活の、 「ほぼど真ん中」にあった。 しかし酒が人を酩酊させることは、 利点であると同時に弱点でもあり、 人を […]

映画「ザ・ターゲット/陰謀のスプレマシー」

2012年、US・カナダ・ベルギー合作の、 スパイ・アクション。 元CIAの主人公が、 罠にハマって危険から逃れながら、 裏に潜む陰謀を暴く、という、 よくあるタイプのお話で、 特に見どころも目新しさもない。 主人公が会社に出勤したら、 フロアごともぬけの殻になっていて、 そんな会社はありません、 と言われたところまでは、 これはミステリーとしてもアリなのか? と思わせてくれたが、 そのあとは、 […]

diary 2021/09

・2021年9月30日(木) 下請け稼業に若干疲れたので、 試しに転職サイトに初登録してみたら、 短時間でめっちゃスカウト来るもんなんだな。 これだけでちょっと疲れがとれた。 ・2021年9月29日(水) 仕事上、政治絡みの発言がしづらくなったのだが、 次の首相は、一応高校の先輩なのか。 何の感慨もないけれども。 ・2021年9月28日(火) ピアノあるある。 完璧に暗譜していたはずなのに、 最初 […]

「司馬江漢『東海道五十三次』の真実」(對中 如雲)

歌川広重の「東海道五十三次」は、 言わずと知れた、 世界的な名作浮世絵であるが、 まさかそれに「パクリ元」があり、 しかもそれを司馬江漢が描いていたとは…。 当然ながら、 江漢の「五十三次」には、 贋作説もある。 しかしこの本では、 まるでミステリー小説において、 名探偵が犯人のアリバイを、 ひとつずつ崩していくかのように、 江漢の「五十三次」が、 紛れもない真作であること、 そして広重が(悪い意 […]

  • 2021.09.23
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映画「モンスターズ / 地球外生命体」

2010年のイギリス映画。 タコ型宇宙人登場の典型的なB級SFで、 イギリス映画というのが、 ちょいと驚き。 メヒコとUSの中間地帯に、 巨大エイリアンが繁殖、 現地で出会った社長令嬢とカメラマンが、 命からがらUSまで帰る、 という話なのだけれども、 いやぁ、見事なまでに見どころゼロ。 危険を切り抜けた若い男女が、 最後は結ばれる、 というお決まりのストーリーなのはさておき、 帰国道中の、 エイ […]

「終着駅(ターミナル)殺人事件」(西村 京太郎)

ほんの2、3年前から、 たまにミステリーを読み出すようになり、 当然、西村京太郎の名前も知っていて、 「名探偵が多すぎる」も、 読んだのだけれども、 やはりこの作家といえば、 鉄道モノ、 自分も鉄道の旅とか時刻表とか、 子供の頃から好きではあったので、 さて、どれから読もうかと悩んだ末、 調べてみて評価の高かった、 この「終着駅(ターミナル)殺人事件」を、 読んでみることにした。 上野駅の、 都内 […]

「踊るバロック 舞曲の様式と演奏をめぐって」(赤塚 健太郎)

アルマンド、クーラント、サラバンド、 メヌエット、ガヴォット、ジーグ・・・ バロック音楽を弾いたり聴いたりするにあたり、 「舞曲」を避けて通ることはできない。 そして、音楽的観点から、 バロック舞曲について知れば知るほど、 必ず沸き起こる疑問は、 「これらの舞曲は、 どのように踊られていたのか。 いや、そもそも踊られていたのか。」 ということ。 なにせ昔のことなんで、 録画装置などあるはずもなく、 […]

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