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映画「リミットレス」

2011年のアメリカ映画。 一言で評するならば、 「思わせぶりだけど底が浅いアクション」。 主人公は、作家志望で、 スランプ中。 ふとしたことで、 脳を100%活性化する薬を手に入れ、 そこからは人生ウナギ登りになるわけだが、 その薬を狙う奴等との闘いやら、 薬が切れたときの禁断症状やら、 ちょっとしたスリルやアクションを描いて、 映画的な見所を増やしてるんだけど、 要するに、 ヘンな薬による成功 […]

「なぜ古典を勉強するのか:近代を古典で読み解くために」(前田 雅之)

「なぜ古典を勉強するのか」 というタイトルに惹かれて、 この本を手に取ってみた。 まずは自分の話から。 高校を1年で中退。 けれど、 何がきっかけか覚えていないが、 『伊勢物語』や『源氏物語』などの、 いわゆる「日本の古典文学」に興味を持ち、 東大の国文科へ進学。 某教授とソリが合わず、 丸々2年間大学には行かなかったのだが、 その間に、『源氏物語』や八代集を、 原文で通読しながら、 いわゆる「日 […]

「こんな日もある 競馬徒然草」(古井 由吉)

1986年から約30年間、 著者が他界する前年まで書き綴った、 競馬についてのエッセイ。 冬の日に照らされて散る葉には、 風にうながされるのもあれば、 風の合間の静まりに、どういうものか、 一斉にはらはらと落ちるのもある。 燃え盛った紅葉に、わずかな風が吹き付けても、 葉が騒ぎ立って、紅の嵐のように見えることもある。 というような、味わい深い文章もあるけれども、 基本的には、 トーセンジョーダンが […]

映画「インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者」

2018年のイタリア映画。 スペイン映画の「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」の、 リメイクなのだが、 製作年もあまり離れておらず、 しかもスペイン→イタリアというのが、 リメイクとしてはちょっと新鮮。 元の映画については、 このブログでも紹介済みなのだが、 話をあまり覚えてないな、、、 と思い記事の日付を見たら、 もう4年も前なのか。 なので、ディテールはあまり記憶になく、 何となく思い出しなが […]

映画「クローズド・サーキット」

2013年、英・米合作のサスペンス。 ロンドンで起きた爆破テロ事件で、 容疑者の弁護を任された、 元恋人同士の二人の弁護士。 調査を進めるうちに、 政府を含めた裏の陰謀が明るみになり、 二人もやがて命を狙われ始める・・・。 まぁ、陳腐なストーリーを、 無駄に小難しくしてるだけで、 特に見所はなし。 周りの誰も信用できず、 じわじわと危険が迫ってくるところとか、 もう少し上手く描けるはずなのに、 二 […]

「第八の探偵」(アレックス・パヴェージ)

いわゆる「作中作」モノのミステリー。 登場人物は編集者と作家の二人で、 その作家の書いた、 七編からなるミステリー短編集について、 編集者がインタビューする形式で、 物語は進む。 インタビューとはいいながら、 編集者が作家の前で、 各短編を朗読するという儀式があるため、 我々読者も、 当然すべての短編を読むことになる。 この小説の特徴は、 推理小説に数学的定義を与えたことで、 具体的には、 探偵・ […]

「和洋折衷音楽史」(奥中 康人)

「『日本音楽』対『西洋音楽』というような、 わかりやすい二項対立の図式に陥ることなく、 伝統を継承しつつ新しいものも採り入れ、 うまく両者が習合している音楽文化」 についてのエッセイ集。 たとえば、 江戸末期から明治にかけて、 我が国がようやく西洋に門戸を開くと、 西洋音楽やそれを演奏する楽器が、 どっと日本に入ってくることになる。 そうなると、 それまで日本に根付いていた、 三味線や琴の音楽に、 […]

「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」終了

2019年1月から取り組み始めた、 バッハの『平均律クラヴィーア曲集 第2巻』。 始めは2ヶ月に1曲のペースで進め、 途中から1ヶ月1曲に。 なので、 12番を終えてからちょうど1年経った今月、 最後の24番が(自分的に)完了となった。 50近いサラリーマンのおっさんが独学で、 音楽史上の最高傑作の一つ、 と呼んでよいこの曲を、 何とか弾き終えることができたというのは、 (誰も褒めてはくれないが) […]

diary 2021/07

・2021年7月31日(土)その2 『ハエ男の恐怖』よりも、 『セミ男の恐怖』の方がホラーだな。 実在したらロックダウンだわ。 ・2021年7月31日(土) 本の栞として適当なものはないか、 と、葉書とか名刺とかを探し当てた後に、 その本には「紐状の栞」が付いていることを知った時の、 ガッカリ感。徒労感。 ・2021年7月30日(金) 今週はそこそこの激務を乗り越えた末の、 解放感溢れるプレミアム […]

「京大 おどろきのウイルス学講義」(宮沢 孝幸)

この本に説得力があるのは、 著者がウイルスの専門家であるとともに、 獣医であることだと思う。 どういうことかといえば、 本書でも再三触れられているとおり、 現在研究が進んでいるウイルスは、 ヒトの病気の原因になる、 いわば氷山の一角だけであり、 その他大部分のウイルスは、 動物に潜んでいる。 動物が宿主のうちは無害なウイルスが、 ヒトに感染したときに、 病気を起こす場合が厄介なのであり、 であれば […]

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