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映画「トランス」

催眠療法をネタにした、2013年のイギリス映画。 競売会場に強盗が押し入り、 ゴヤの名画「魔女たちの飛翔」が盗まれる。 強盗集団はシメシメとばかりに、 アジトに戻って絵を確認すると、 何とそこには、額縁だけで肝心の絵がない! これは間違いなく、 競売会場のスタッフとして忍ばせていた仲間が裏切ったに違いない、 ということで、彼を尋問するのだけれど、 絵をどこにやってしまったのか、記憶がない。 そこで […]

清少納言の感性

もうかれこれ二ヵ月ほど、 寝る前の空いた時間に、 『枕草子』をちびちびと読み進めているのだが、 日記風に宮中のエピソードを紹介しているタイプの段では特に、 わざと悪文、というか分かりづらい文章を書いて、 読者を混乱させようとしているのではないかと思えるぐらい、 とにかく難解すぎる。 当然、現代風に句読点や「」が付せられているからまだしも、 もしそれらがなければ、3日ももたずに挫折していただろうと思 […]

映画「カネと詐欺師と男と女」

2016年の米西合作映画。 何やら河島英五の唄っぽい邦題だが、 原題は「MONEY」。 ストーリーは単純で、 エリートサラリーマン二人が、 会社の情報を売って得た大金を、 謎の男が奪いに来る。 カネを奪う側と隠す側の駆け引きが、 一晩かけて繰り広げられるわけだが、 特に巧妙な心理戦とかは何もなく、 ドンデン返しもなく、オチもなく。 最後は、最終的にカネを手に入れた側が、 アタッシュケースを開けてあ […]

映画「Missライアー」

2017年のアメリカ映画。 邦題とジャケ写がネタバレギリギリなのが気になるが、 原題は「THE EYES」。 くだけて言えば、 「悪いことは見られてるよ」って感じか。 密室に監禁された、 お互い見ず知らずの男女6人を巡る物語。 「SAW」とか「CUBE」のようなホラー・スリラー路線ではなく、 (一応)人間の心理を描こうとしているサスペンスなのかな、と。 前半は、現状に納得できない恐怖と、 6人それ […]

diary 2019/10

・2019年10月31日(木) 駅のエスカレータで、 前に立っている女性が着ているジャンパーの背中に、 何やら見慣れた数式が書かれていると思ったら、 ドレイクの方程式だった!素敵な個性! ただ、パラメータが若干違っていたのが、少し気にはなる。 ・2019年10月30日(水) 今朝の靄だか霧だかは、 都内であまり経験したことがないレベルだったが、 広範囲で肥やしのような下水のような臭いがしたのは、 […]

「三つの棺」(ジョン・ディクスン・カー)

自分は普段あまり小説を読まないので、 大変恥ずかしながら、 推理小説の大御所であるこの作家の作品を読むのは、 実はこれが初めてである。 なので、他の作品との比較はできないのだが、 書評等々で、この作品がカーのファンには、 それほど高評価ではないことも、何となく知っていた。 そんな状況の中で、読んでみての感想としては、 面白くはないが、よく出来てはいると思う。 面白くないというのは、 もしかしたら翻 […]

第二十七回 常磐津都㐂蔵研究会

昨年(第二十六回)の十段目で、 常磐津版の『仮名手本忠臣蔵』は終わりとのことだったので、 忠臣蔵の最後を締め括る今年は何を演奏するのかと思っていたのだが、 『忠臣二度目清書:寺岡切腹の段』 という、「忠臣蔵外伝」にあたる曲だった。 これは常磐津都㐂蔵氏の家のみに伝承されており、 他にはない貴重な作品だとのことである。 義太夫では演じられることがほとんどないが、 十一段目のいわゆる「討入の段」の代わ […]

グレンジストン アイラブレンデッドモルト

グレンジストン アイラブレンデッドモルト

ネットで調べてたところ、 何か似た酒がたくさんあって驚いたのだが、 どうやら、この「グレンジストン」という銘柄には、 ・ハイランドシングルモルト ・アイラブレンデッドモルト ・シェリーカスク ・ラムカスク という4種類があるらしく、 しかも、蒸留所は非公開という曰く付き。 そんなことはつゆ知らず、 たまたま手に取って買ったのが、 この「アイラブレンデッドモルト」。 「ブレンデッドモルト」という呼び […]

  • 2019.10.22
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映画「ANIARA アニアーラ」

2018年のスウェーデン・デンマーク合作映画。 ノーベル文学賞受賞作家ハリー・マーティンソン(知らない) の代表作が原作とのことで、道理で、深い。 いやぁー、キライじゃないです、 こういうディープなSF。 一時期、宇宙船が漂流していまい、 その中で生きる人々を描く作品が流行ったけれども、 この作品もそのひとつ。 環境破壊された地球を脱出し、 火星へ向けて、数千人の移民と共に、 3週間の旅に向かう巨 […]

「ん―日本語最後の謎に挑む―」(山口 謠司)

古典文法の授業で、例えば、 「あなり」というのは、元々は「あるなり」で、 それが「あんなり」となり、「ん」が欠落したものである と習うが、 「あるなり」⇒「あんなり」は音便として説明が付くものの、 「あんなり」から「ん」が欠落する理由については、 よく分からない。 昔は「ん」を書かなかったのだ、と言われればそれまでだが、 ではなぜ書かなかったのか? いつから書くようになったのか? 「ん」に該当する […]

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