「意外とつまらなかった」という世間の声が多かったけど、
僕の感想は、逆。
そもそも、「ティム・バートン×ジョニー・デップ」ということで、
期待値が極端に低かったせいもあるだろうけど、
なかなか楽しめる映画だと思う。
そこで感じたのはやはり、
ディズニー映画のレベルの高さ。
これまで数多の駄作を生み出してきた監督と役者の組み合わせであっても、
最低限のクオリティを確保できたのは、
「ディズニーという枠」があってのものだろう。
(たぶんこれが、監督の好きなように撮らせていたら、
滅茶苦茶な映画になっていただろうことは容易に想像がつく)
原作との違い云々とか、裏に隠された深いテーマ云々とか、
そういった詮索があろうがなかろうが、
エンターテイメントを十分に堪能できる映画だった。
ただし、大人向けですね。