「セザンヌのエチュード」(ジャン=クロード・レーベンシュテイン)
こういう読みづらい本は困る。

原文が悪いのか、訳文が悪いのか、
自分の読解力がないのか。

個々のセンテンスで云わんとしていることは分かるのだけれども、
文章全体として見ると、よくわからない。

全体の構成力(レイアウト)に優れたセザンヌのエッセイとしては、
皮肉としか言いようがない。

内容としては、
セザンヌの人間性や彼を取り巻く環境にスポットを当てたものとなっていて、
作品の本質に踏み込んだものではなかった。

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