浮世亭主人、いざ出かけむ、と思ひ立ちて外に出でにけるが、 思ひのほか風の強く冷たきに困じて詠みける、 これでもか これでもかと 風の刺す 自ら評して曰く、風の刺すとは耳慣れぬ句なれども、苦しからず。 初句また次の句にて勢ひある語を続けたらむこそ、よろしけれ。 共有:FacebookXいいね:いいね 読み込み中… 関連記事 投稿ナビゲーション 病院にて