生物・化学の学習は中2で投げ出してしまった僕でも、
アミノ酸にL型とD型という2つのタイプがあるというぐらいは知っている。
ヒト、いや地球上のほとんどの生物は、
L型しか利用していないという謎が、
磁気単極子の問題を想起させるのと、
NASAがL型に偏ったアミノ酸を含んだ隕石を発見したというニュースが、
僕の頭にこびりついていたせいである。
なぜそこまでL型に偏るのかの原因だが、
最近では中性子星のような、
回転しながら強力な電磁線を放出する天体のせいではないかと言われているらしい。
端的に言えば、
・一定の方向に回転する天体からの電磁線を浴びながら、
地球の生命は誕生した。
・一定の方向に回転する天体からの電磁線を浴びながら誕生した生命が、
隕石などにより地球に運ばれた。
のどちらかということ。
どちらも似たようなものだけれども、
中性子星のような死を間近に控えた星が、
他の星の生命の在り方を決定するなんて、
宇宙の因果は何とも奥が深い。