2012年11月1日(木)
2日連続で徹夜に近かったため、
前日に羽田空港内のホテルに泊まって正解。
7時半起床。
夜しか食べない主義なので、朝飯の心配もなく、
シャトルバスに乗り国際ターミナルに到着。
妙にコーヒーが飲みたいのだが、
メールの処理とかをしていたら、あまり時間がない。
チェックインを済ませ、搭乗口にいってみると、
9時の出発が遅れている様子。
既に並んでいる人たちを横目に、
目の前のコーヒーショップでカフェイン注入。
いつも思うのだが、なぜ飛行機に乗るときは、
みんなあんなに早く並ぶのだろう。
自由席ならまだしも、指定席なのに。
ましてや僕は、座るのはいつも通路側だと決めてるから、
逆に早く座ると申し訳ないと思い、
いつもギリギリに搭乗することにしている(迷惑な客ですみません・・)。
9時20分頃、羽田発。
JAL機だが、キレイで驚いた。
これならエコノミーでも何の不自由もない。
やはり機内食が出る。
一日一食主義が崩されるのもなんだか悔しいが、
ここは食べておこうと思う。
中華風。けっこう、旨い。
CAさんが片付けにきたときに、
僕の隣の中国人女性二人に、
「パンダは食べましたか?」と日本語で訊いている。
そういえば、パンダの顔が描いてあるカマボコみたいなのがあった。
でも、「パンダは食べましたか?」はないでしょ、チミ。
机と椅子以外の四足は何でも食べるといわれる中国人でも、
さすがにこれはキョトンとしている。
天然CAさん、ということで。
12:30 北京空港着。
そして入国手続きが。長い・・。
25、6歳ぐらいの女性の審査官?二人が、
僕のパスポートを見て、ブツブツ言っている。
7年前に中国に行ったとき、出国の際、
なかなか通されなかった記憶がよみがえる。。
あのときはパスポートと顔を必要以上に見比べられたな・・。
今回も、同じ列の他の人よりも、明らかに時間が長い。
そのうちに、僕のパスポートを見て、二人が笑いだした。
ハイハイ、どうせその写真は昔のですよ、
そのときはヒゲを生やしてましたよ、
一時期太ったけど、だいぶ戻したから、
写真に近いでしょ?
それともまだだいぶ太ってるから、
笑ってるんですか・・・?
と思いながらイライラしていると、
二人は急に真顔になり、入国のスタンプ。
ったく、ウザい。
空港ではO氏と待ち合わせ。
遅れたことの詫びを言う。
どうやらスタバでサンドイッチまで買って待ってくれたようだ。
有難く頂戴したが、さすがに腹が一杯だ・・。
バス乗り場に行ったところ、
ちょうど出てしまったところだ。
あの二人さえ、スムーズに通してくれていれば・・
仕方ないので、次のバス(14:00発)までスタバで待つ。
日本のスタバは草食男子の店員が多い気がするけれど、
こっちでは違うのね・・。
むしろ、相撲取r(略)。
さて、中国人だらけのバスに乗り込み、
同じ景色の中を延々と走り続け、
16:30に天津の会社に到着。
途中で、前の座席に座っていた初老の方に、
中国語で何やら話し掛けられたが、
意味が分からないのと若干怖いので、
日本人の必殺技「愛想笑い」をしていたところ、
どうやらリクライニングするためのレバーを探していたらしい。
そんなもん、俺に聞かれても知るかよ・・。
さて、通訳を交えたせいもあるが、
想像以上に話が長引き、終了したのは19時近く。
長かったのと、想定外の結果でもあったので、脱力した。
19:30 今夜の宿である、
天津日航ホテルにチェックイン。
さすが日航ホテルだけあり、
金額の割には豪華なお部屋。
20時にO氏とフロントで待ち合わせ、
近くのショッピングセンターの上にあるレストランで食事。
いつも中国に行くときは、
「いかにも中国!」な店での食事だったのだが、
今回は日本でも珍しいぐらいのピカピカな内装の店で、
カップルや女性同士のお客さんが多い。
「ここでいいんですかね?」とO氏に聞いてみたら、
「混んでるから旨いってことでしょ」とO氏。
なるほど、大陸人の心を分かってらっしゃる。
鶏肉、牛肉、エビ、野菜・・・
二人でこれでもか、っていうぐらい食べたが、
かなり旨くて感動した。
いわゆるこってり系の中国料理ではなく、
おそらく若者向けに洗練された、
かなりあっさり向けの味付けで、
日本人にもぴったり。感動。
2人で450元ぐらい。
やはり中国では、食べ物は安い。
天津の街はというと、上海ほどではないが、
高層マンションがニョキニョキと建ちはじめ、
その合間にあまりキレイでない住宅が並ぶという、
典型的な中国都市の様相をなしている。
人口も東京に劣らないぐらいいるはずなのに、
人通りがまばらというか、街に溶け込んでいるというか、
ともかく人が目立たない。
やはり新宿とか渋谷の光景は、
異常なんだなと改めて思う。
マックやケンタは、一応24時間営業だ。
食後に、話のタネに、ということで、
O氏と一緒に、おネエちゃん系の店で飲む。
感覚的には、熱海とか、さびれた温泉街のキャバクラ的な乗りで、
まぁ、これはこれで微笑ましいというか。
ただ、お店が入っていたビルが、
「バイオハザード」に出てきそうな、
廃ビルっぽい建物で、一人では絶対来れないレベル。
来れたとしても、
エレベータが開いた瞬間に、身構えるレベル。
そんなこんなで、明朝のタクシーの予約をフロントでして、
部屋に着いたのが23:30。
まだ木曜の夜なので、
仕事のメールを処理しているうちに、2時になる。
ホントはゆっくり風呂にでも入りたかったのだけれども、
明日は5時起きなので寝ることにする。
長い一日が終わった。