東京・新宿・池袋は、
駅舎と線路で両出口を完全に分断していて、
反対側の出口にたどりつくのは、
東京38年在住の僕でも、至難の業である。
渋谷は、各出口同士の連絡はしやすくなっているが、
それが却って、今どこにいるのかという感覚を鈍らせる原因となっている。
それはさておき、東京駅で気付いたこと。
八重洲⇔丸の内の通り抜け通路は一本しかないわけだが、
その通路は、八重洲側の案内では、
「丸の内口への連絡通路」。
これが丸の内側の案内になると、
「八重洲口への自由通路」となってる。
「自由通路」って、一体何だろう・・・。
無料(free)な通路、って意味なのだろうか。
駅の反対側に出るだけなのだから、
freeなのは当たり前だと思うが・・・。
それとも、自由でない通路というものが、
別に存在しているのだろうか・・?
あれこれ考えると、なんか通りたくなくなる。
でもココを通らないと、
反対側に行けぬという阿呆な仕様になっている。
東京駅たるものが。
おそらく国鉄時代からの呼び名を、
そのまま何となく継承しているのだろうけれど、
こういう意味不明なものは、即刻直すべきかと。