つれづれなるままに(注:ヒマなわけではない)、星座を分類してみる。
全天88星座の中から、「生き物」だけを抽出する(ただし、ヒト型及び想像上の動物は除く)。
★哺乳類
羊
キリン
犬(おおいぬ、こいぬ、猟犬)
山羊
クジラ
イルカ
馬
ライオン(しし、こじし)
ウサギ
オオカミ
ヤマネコ
牛
熊(おおぐま、こぐま)
キツネ
★鳥類
極楽鳥
鷲
鳩
カラス
白鳥
鶴
孔雀
巨嘴鳥
★爬虫類
カメレオン
トカゲ
ヘビ
ウミヘビ(みずへび、うみへび)
★魚類
カジキ
魚(うお、みなみのうお)
トビウオ
★節足動物
カニ
サソリ
ハエ
注意したいのは、特にプトレマイオスの48星座については、
形状云々というよりも、神話と結び付けられる必要があったということ。
つまり、わし座は「ハヤブサ座」ではダメだったのか、形も似てるのに・・・
などといっても、意味がない。
興味深いのは、節足動物で、
中でも昆虫として唯一星座となった、ハエである。
ハエ座は、17世紀に命名されたもので、特に神話と結び付いているわけではない。
星座の形だって、別にハエに似ているわけではなく、アブでもハチでもよかったのだが、
どうやらこの星座は、もともとは「みつばち座」と呼ばれていたらしい。
現在の「風鳥座」(極楽鳥)が、もともと「インドのみつばち座」と呼ばれており、
それとの混乱を避けるために「ハエ座」になったとか。
よりによってハエかよ!と思う人も多いかと思うが、
ハエにとっては名誉な話であろう。
星座になっていてもよさそうなのに、なっていない動物としては、
象
猿
スズメ
サメ
エビ
クモ
蝶
といったあたりかな。
適当に星を結び付ければ、どれも簡単に作れそうではあるのだけれど。