第一印象は、
ひと昔前のヨーロッパ映画みたいだなぁ、というもの。
それもそのはず、あとで調べてみたら、
ドイツとイギリスの合作映画とのことだ。
ヨーロッパ映画独特の、
あの浅くゆる~いカンジが好きな人にはいいのかもしれない。
何気に残酷なシーンとかもあるんだけど、
ベース部分にコメディ要素があるので、カラッとしている。
ストーリーとしては、ホテルをめぐるドタバタ劇で、
一応サスペンス風に仕立ててあるのだけれど、
ハリウッド映画の感覚を期待してはいけない。
まぁ、おしゃれな冒険コメディといった感じですかね。
(でも、最初の15分ぐらいは、結構眠くなる。。)
特筆すべきは、キャストが超豪華。
ジュード・ロウ、エドワード・ノートン、ウィレム・デフォー、ハーヴェイ・カイテル、ジェフ・ゴールドブラム、
といった実力派俳優の演技は、
表情ひとつ見ていても楽しいし、安心できる。
あとは、舞台となるホテルなどのセットが、
「レトロかわいい」ので、
女性ウケは良いのではないだろうか。
でも僕のようなアラフォーおやじには、
やはりちょっと刺激というか深みが足りない、
というのが正直なところ。
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