未確認情報によれば、天才ソーダーバーグ監督の引退作らしい。
脚本がスコット・Z・バーンズ、
主演がジュード・ロウとゼタ=ジョーンズだから、
まぁ、ハズレのはずがない。
うつ病患者と、その主治医の物語。
新薬を投与したことで、患者が殺人事件を起こしてしまう。
それは果たして事故なのか、事件なのか。
インサイダー取引や、同性愛など、
いかにもソダーバーグ映画らしい、複数の伏線が絡み合って、
終盤の謎解きに向かって、ストーリーが一気に加速してゆく。
ただ、この手の映画は最近増えてきたので、
だんだんと新鮮味がなくなってきたのも事実。
ソダーバーグ映画としての高クオリティは維持しているものの、
めちゃくちゃハマる、というわけでもなかった。
まだ50歳。
もし本当に監督引退なのだとしたら、残念すぎる。
また別の意味で、アッと言わせるような映画を期待したいのに。。
適正価格:1,800円