「元素生活」(寄藤 文平)

 

高校は1年しか通ってないが、
とにかく化学と公民が大キライだった。

今でこそ化学にロマンを感じるけれども、
当時はとにかく、元素記号を見るのもイヤで、

でも、この本のような教科書だったら、
もしかしたら人生は変わっていたかもしれない。

元素を擬人化して髪型や服装で仲間分けしてみたり、

日常生活にいかに多くの元素があふれているかをイラストで紹介したり、

我々の体の金額を、構成している元素の量とおよその単価で算出してみたり、

今さらながら、化学の面白さを分からせてくれる本だと思った。

ちなみに、我々の体は13,000円とのことですよ。