※日本付近で発生のもの
※数字は西暦年。

684
869
887
1096
1099
1361
1498
1611
1677
1703
1707
1854
1891
1896
1911
1918
1933
1946
1952
1958
1994
2003
2011

ちなみに、「関東大震災」はM7.9なので、上記には含まれていない。

つまり、地震の規模と被害度は比例しないのであるが、
ここではあくまでも地震の規模(エネルギー)に絞って抽出してみた。

さて、上記のように数値が並んでいると、その差を取ってみたくなるのが自然の流れ。

そこで差をとってみると、

185,18,209,3,262,137,113,66,26,4,147,37,5,15,7,15,13,6,6,36,9,8

これをみて一目瞭然なのは、

ここ最近は、大地震発生の間隔が狭まっている

ということ。

さっきも書いたように、上記には、「関東大震災」も、
「新潟県中越沖地震」も「阪神・淡路大震災」も含まれていない。

なので、被害度の高い地震、となれば密度はもっと高くなる。

ともあれ、上記の数列から導かれる結論としては、

・ここ150年ぐらいは、地震の活発期に入っている。
・2020年前後に、M8以上の大地震が発生する

ということ。

ここまでは素人の僕でも予想できる。

が、残念なのは、専門家であってもこのレベルぐらいまでしか予想できないということ。

しかも地震というのは、

・どこで発生するのか
・何時ごろ発生するのか

で被害規模は全然変わってくるし、個人レベルで云えば、

・そのときどこにいるのか

でも全く変わってくる。

なので、いつ何時、大地震がきても大丈夫な備えをしておくことが重要なわけだが、

上記数列の、10年弱おきに発生しているというスパンが、
喉元過ぎればなんとか・・・という言葉を具現化するのにちょうどよい期間だというのが、
非常に気になるところではある。

「天災は忘れた頃にやってくる」

とは、このブログでもおなじみの寺田寅彦の言葉だと言われているが、
まさにその通りで、いまは地震の活発期であることを忘れないでおきたい。