映画「悪人に平穏なし」

 

珍しくスペイン映画を鑑賞。

画像の通りの、濃い~おっさん(実は警官)が酒飲みながら、
悪に立ち向かうお話。

悪に立ち向かうといっても、
いきなり冒頭で衝動的に三人を殺してしまうわけで、
あまり主人公に感情移入できない。

その後も、執拗に悪役を追いつめるわけなのだけど、
それって結局、自分の犯した罪を隠蔽したいだけなんじゃないの?と思えたりして、
まぁ、脚本的には粗いし、無駄に長いし、
映画のレベル的には大したことない。

一番興味深かったのは、
主人公が、ひたすらラム&コークを飲むということ。

映画の中では、かなり酔っ払っているように描かれているんだけど、
ラム&コークじゃ、そんなに酔えないでしょ・・。

しかも、なぜかラムはハバナクラブ限定。
(タバコはたぶんマルボロ)

そういえば去年ぐらいに、
スペイン(といっても、カタルーニャ)から、
バカルディが撤退するというニュースがあったから、
いまやスペインではハバナクラブ一択なのか?

ただ、この映画は2011年公開なのだが・・・。

でも、劇中でバーテンが「ハバナでいい?」とかわざわざ聞くシーンがあって、
もしかしたらタイアップしてたのかもしれないね。

ということで、ストーリー的にはどーでもいい映画なのだけど、
ちょっと硬派なヨーロッパ映画でも観てみるかというのなら、
まぁ、アリなのかな。

適正価格(劇場換算):1,500円