映画「ギャンブル・プレイ」

 

2003年公開の映画。

フランスとモナコを舞台とするが、台詞は全編英語。

ギャンブルとドラッグで廃人寸前となる主人公が、
女神的な少女と出会ったことをきっかけに更生を目指し、
最後の賭けとして、巨大カジノへの潜入を試みる、という話。

前半はよくある「ダメなおっさん」を描いていて、
後半は、「オーシャンズ11」的な潜入サスペンスとなり、
全体ストーリーとしては可もなく不可もなく、といったカンジだ。

主演はニック・ノルティなのだけれど、
ちょっと武骨なイメージが強すぎるかな・・。

特に後半、高級スーツに身を包んで、
美女とカジノで連戦連勝、といったあたりは、
武骨さよりもスマートさが求められるので、
もう少し違うキャスティングでも良かったように思う。

冷静に観てしまうと、どいつもこいつもクズ人間で、
共感できる余地はゼロなのではあるが、
まぁエンタメとして割り切るのであれば、
見れないレベルではない。

ただ、最近のディテールにこだわった作品が多い中で、
さすがにこのレベルの映画は、
古いというかそれこそ武骨というか。

適正価格(劇場換算):1,200円

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