映画「われらが背きし者」

 

ユアン・マクレガー主演の大人のサスペンス・アクション映画。

原作(読んでない)はスパイ小説らしいが、
「007シリーズ」や「MIシリーズ」のようなエンタメ度が高いわけではない。

主人公の大学教授が、夫婦でモロッコでのバカンス中に、
ロシアン・マフィアの幹部(無理やり)とたまたま懇意となる。

妻の反対を押し切って、MI6宛てのデータ受け渡しを頼まれるのだが、
ほんのちょっとの親切のはずが、

マフィア同士の抗争、それを追うMI6の捜査に巻き込まれるハメとなり、
最後はアルプスの山中まで逃亡し、
一発逆転を狙うことになるのだが・・・。

とにかくストーリーがしっかりとしていて、
人間関係が丁寧に描かれる。

現実離れしたスパイ道具やアクションも出てこないし、
僕みたいなおっさんが夜中にじっくりと鑑賞するにはちょうど良かったかな。

ユアン・マクレガーはお馴染みだけど、
マフィア役のステラン・スカルスガルド(言いにくい)はさすがの貫録だし、
最近の「007シリーズ」でも存在感を出していた、
美人黒人女優のナオミ・ハリスの演技も見所のひとつ。

適正価格(劇場換算):1,500円