「偶然の科学」(ダンカン・ワッツ)

タイトルだけを見て、
当然科学関連の本だと思ったら、違った。

せっかくKindleで試し読みができるのに、
それを活用しなかった自分が悪いのだが。

ということで、内容は完全に専門外なので、
どういうジャンルになるか分からないのだが、

おそらく社会学とか社会心理学、
あるいはマーケット論の類なのだろう。

要するに、
常識と思われていることも実は当たり前ではなく、
裏側で何らかのバイアスが働いているのであり、

そのからくりを見抜くことで、
少しでも公平な感性を保とうではないか、、

たぶんこんな内容なのだと思うけれど、
うーーん、長いせいか、部分部分で言いたいことは分かるのだけれど、
全体として何が語りたかったのか、
よく分からない。

原題の「Everything is Obvious」なら、
まだ分かる。

これを「偶然」と訳してしまうのは、
ちょっとニュアンス違うだろ・・・。

途中二度ほどギブアップしそうになったが、
何とか読了。