初めて手を組む殺し屋二人が、
トラックの荷台で目を覚ますと、
目の前には依頼人の死体が。
お互い疑心暗鬼になりさぁ大変、というときに、
依頼人宛の謎の電話が掛かってきて、
何が何だか分からないうちに、
ヤバイ事件に巻き込まれてゆく、、というお話。
観終わったあとに、あらためて振り返ってみると、
騙し&騙されだったり、密室(トラックの荷台)が舞台だったり、
ストーリー的にはそこそこ面白いのだが、
如何せん、脚本が・・・。
やっぱり映画は脚本が大事ですな!
同じ内容であっても、脚本でどう伝えるかで、
受け取る側の印象は180度変わってくる。
この作品が、まさにそれ。
トラックの中とポーカー会場の、
同時進行する二つの場面をもう少し分かり易く撮ってくれないと、
ポーカーの男がいきなり銃を取り出しても、
観てる側はポカーーンという感じで、
何が何だか、さっぱり。
そして最後に、殺し屋の一人が生き残ったのも、
よく分からん。
こういう入り組んだストーリーの映画は、
丁寧に撮ってくれないと、ダメですね。
単純な内容なら、これぐらいの粗さでも我慢できるのだが。
適正価格(劇場換算):900円