映画「ガンズ・アンド・ギャンブラー」

クリスチャン・スレイター演じる主人公が、
カジノで負けて、

眼が覚めたら、「盗まれたマスク」をめぐって、
先住民やら金持ちやら、謎の美女に命を狙われる、
というお話。

最後の最後でのドンデン返しはちょっと意外だったけれど、
如何せん、途中が退屈すぎる。

せっかくゲイリー・オールドマンをキャスティングしているのに、
ほとんど見せ場もないし。

敢えて見所といえば、
ポーの詩をつぶやきながら、要所要所で登場してくる、
ブロンドの殺し屋が滅茶苦茶美人だったことぐらいかな。

ヘレナ・マットソンという女優らしいが、
若かりし頃のシャリーズ・セロンを彷彿とさせる、
スタイルと美貌の持ち主。

一方、主演のクリスチャン・スレイターは、
やっぱりパッとしない役者なのかなぁ。

ドンデン返し後に、それまでと180度立場が変わるわけだけど、
本当はそこは一番の演技の見せ所のはずなのだが、
(良くも悪くも)サングラスを着けることで曖昧になってしまった感じ。

オープニングは明らかに「カジノ・ロワイヤル」をパクっているのだが、
肝心のポーカーシーンもお粗末で、
うーーーーん、やはりブロンド美女以外に見所がないぞ。

適正価格(劇場換算):900円