デンゼル・ワシントンがアカデミー主演男優賞を受賞した、
2001年公開作品。
たぶん劇場で観てる。
大学を2年間サボってた自分としては、
2001年はまだ卒業して2年そこそこぐらいなので、
この映画に出てくる、
イーサン・ホーク演じる若い麻薬捜査官みたいな立場だったろう。
大学を卒業して、そのまま予備校講師を続けて、
何となく雑誌社に入ったら、
まずまずのブラック企業で途方に暮れていた時代(たぶん)・・・。
そんな若手捜査官が、新たな配属先で、
いきなりブラック上司(デンゼル・ワシントン)と組まされた、
サイテーな一日を描いたのがこの作品。
一言でブラック上司といっても、
そりゃ、オスカー獲るぐらいの内容だから、
一筋じゃいかないわけで。
麻薬は吸わせるわ、カネは盗むわ、
挙句の果てには人は殺すわ、
そういえばなんでこう、
警察の腐敗が描かれるのはいつも決まって「ロス市警」なんだろうww。
それはさておき、
ストーリー的には特にひねりもなく、
次から次へと、上司のブラックな一面を見せつけられて、
フラストレーションが溜まっていく若者の話なわけだけれど、
二人の役者の対照的な演技を楽しむための映画ですかね。
たぶん今の時代には、ちょっと感覚が古いかな。
適正価格(劇場換算):1,300円