映画「マスカレード・ホテル」

Prime Videoにきてたので、観てみた。
ちなみに、原作は読んでいない。

連続殺人の次の舞台であることを警察が嗅ぎつけたホテルに、
警察官が従業員になりすまして潜入し、
昼夜見張りを行うこととなった。

木村拓哉演じる新田は、フロント担当として、
教育係の山岸(長澤まさみ)と共に、
ホテルの宿泊客の対応に奔走しながら、
宿泊客に怪しい者がいないかを探る。

そして、山岸を部屋に呼び付けた客が犯人であることを確信した新田が、
客室に救出に向かう、という話。

どこかで見たことあるような役者たちが、
次々にホテルに泊まりに来るという部分が無駄に長く、

肝心の犯人捜しの部分はイマイチだったり、
人物の周りをまわったりするわざとらしいカメラワークが鬱陶しかったり、
木村拓哉のホテルマン姿が、見事なまでに似合ってなかったり、

期待して観ると痛い目に会う映画。

客室シーンは実際のホテルを使用しているのだろうけれど、
フロントがそれに不釣り合いなほど、
ショボいセットなのもやたら気になるし、
うーーん、褒めるべきところがまるでなく、
ただただ、騒々しい。

適正価格(劇場換算):600円