1994年のスウェーデン映画。
自動車泥棒のチャールズは、
ある日、ふと見かけたジャガーの新車を、
計画はしていなかったが、盗むこととなる。
ところが、それはとある銀行の女頭取の車で、
車内にあった、銀行の秘密情報満載のPCのために、
相棒が殺されてしまう。
復讐を決めたチャールズは、
銀行の秘密の暴露と、金庫にある大金を盗み出すために、
詐欺・金庫破り・爆破、それぞれにおけるプロ達を仲間に誘い、
綿密な計画を立てて銀行に忍び込むのだが・・・
というお話。
ところどころウィットに富んだやり取りがあって、
内容的にも、スウェーデン版「オーシャンズ11」って感じかな。
90分の中でテンポ良く進んで飽きはしないが、
かといって特に褒めるべき点があるわけでもなく、
外出自粛の今の時期なら、まぁ観てもいいんじゃない?
というレベル。
家に居てモヤモヤしている人は、
多少なりともスカッとするかな・・?
ただ、銀行が手を染めていた、
マネロンとかの悪事を詳しく描いていれば、
もう少し奥行きのあるというか、
大人度の高い作品になっていたかもしれない。
ちなみに、
主人公たちが盗もうとしていた5億クローナというのは、
2020年4月12日現在のレートで換算すると、
約55億円。
適正価格(劇場換算):1,300円