2018年のドイツ映画。
いわゆる「不条理サスペンス」なのかな、
いやぁ、かなりの良作です。
娘と息子を車に載せて、学校へ送る父親、
というよくある日常。
けれども、そこに見知らぬ着信が入り、
「車に爆弾を仕掛けた。座席を立ったら爆発する」
と。
そこからは、さぁ大変。
犯人の要求どおりに、
会社役員に電話しまくって金を調達したり、
妻の浮気を知った挙げ句、
警察に包囲されたり、
その警察には自分が犯人だと思われて、
説得されたり、狙撃班に狙われたり。
全編に渡って緊張感が持続する中で、
家族の絆とか、家族の絆とか、
いろいろ考えさせられるシーンもあり。
結局は、妻は他人、
子供は身内、ということなのかなぁ。
うーーん、子供がいないから分からん。
まぁ、難しいことは抜きにしても、
ハラハラドキドキ感(死語)だけでも、
十分楽しめるし、
昨今の色々とこねくり回す映画よりも、
こういうストレートなストーリーの方が、
のめり込めるかもしれませんね。
ズバリ、これはオススメ。
適正価格(劇場換算):2,000円