映画「トゥー・ラビッツ」

2011年のブラジル映画。

いやぁ、好きだなぁ、こういう映画!

もう一回言おう、
好きだなぁ、こういう映画!

関係なさそうに見える登場人物たちのストーリーが、
とある事件を核としてつながってくるというのが、
ソダーバーグっぽくて、

しかも要所要所にドンデン返しが埋め込まれているという、
久々に脚本に痺れた。

『ユージュアル・サスペクツ』『LA.コンフィデンシャル』『ディパーテッド』
このあたりを好きな人なら、観ておくべき。

そして何よりも、これらの作品よりもポップ感増し増しで、
しかも約100分なので長くない!

ストーリーは練り込まれすぎてて、
とてもここでは語り尽くせないけれど、

要は、とある大金をめぐって、
色々なワルたちが、騙し合いをする、ってカンジかな。

でも、最後は結局、女性が強いんです。

最後の最後のオチがやや納得いかないというか、
やりすぎ感はあるけれど、

まぁ、それまでの料理がおいしかったから、
デザートが少々失敗でも許してあげよう、的な。

ブラジル映画、なかなかやるじゃない。

適正価格(劇場換算):2,000円