人類が生み出した音楽形式の中で、
最も美しく、かつ精緻であるものは、
フーガではないだろうか。
日々そのように思いつつ、
また、毎日フーガを弾きながら、
でも自分はフーガの「精緻」な部分、
つまりその構成理論を知らないことを引け目に感じ、
ここはひとつフーガを勉強しようじゃないかと、
数少ない日本語の書籍のひとつである本書を、
取り寄せてみた。
結論としては、よく分からないw
内容があまりにも、
「作曲」する立場の視点で書かれていて、
うーーん、ここまでの専門性は求めてなかった、
という感じかな。
130ページあまりの薄い本なのだが、
譜例が半分ぐらいを占めていて、
これで4,000円弱・・・高いよ!
フーガへのお布施ですな。
まぁ、理論はとりあえずいいや。
フーガは考えるのではなく、感じるもの。