シャマラン監督による、
2010年のアメリカ映画。
ホラーに分類されているけれど、
グロシーンとかは一切なく、
デンゼル・ワシントン主演の、
「悪魔を憐れむ歌」
に近いかな。
悪魔がヒトに憑依して、
事件を起こす、というパターン。
高層ビルのエレベーターに、
閉じ込められた男女5人、
しかもそれぞれがいわく付きで、
ひとりづずつ悪魔に殺されていくという話。
内容とかオチはひどいけれども、
観ている間の緊張感は保てる、
という、
シャマランにありがちの作品で、
まぁ、ロジカルな頭で観ると損をします。
エレベーター搭乗者5人の、
背景とかをもう少し緻密に描いてくれれば、
そこそこ観れる映画になったのに、
そういった細かい説明がないから、
単なるシチュエーションスリラーに、
なってしまっている。
細かいことはイイんだょ、
こっちはハラハラ・ドキドキ(死語)したいんだよ、
という人にはオススメしましょう。
適正価格(劇場換算):1,000円