クエンティン・タランティーノ監督デビュー作の、
1991年のUS映画。
ストーリーとしては、
よくあるやつで、
寄せ集めのチンピラ集団が、
宝石店を襲撃するが、
すぐに警察に包囲され、失敗。
命からがら逃れたメンバーは、
仲間内に裏切り者がいたに違いない、
とお互いを疑い出し、
人質に取った警官を含めて、
血みどろの争いへと発展する、
というお話。
仲間内に潜入捜査官がいる、
という設定をもっと利用して、
騙し・騙し合いのようなストーリーになれば、
もっと楽しめたのに、、と思ったのだが、
意外とあっさりと、
黒幕(?)は分かってしまうし、
結局は血なまぐさい展開になるのが、
まぁ、タランティーノらしいといえばそれまでなのだが、
30年前だから許される部分もあるかな。
あと、チンピラたちはお互いを、
「色」で呼び合うのだが、
「ホワイト」とか「ブラウン」とか言われても、
え?それって誰だっけ?となり、
何度も一時停止して確認して、、
という作業を強いられるのは、
間違いないだろう。
好き嫌いは分かれそうだが、
一本筋が通っている作品であることは間違いないので、
誰か現代風にリメイクしてくれないものか。
適正価格(劇場換算):1,300円